綾波レイ

エヴァンゲリオン(綾波レイ)生年月日などに至るまで記録は全て抹消されてお、唯一14歳であることのみが劇中で明かされた個人情報である。

ほとんど感情を表に見せず、無口で無表情。

当初は司令・碇ゲンドウに対してのみ心を開いていたが、やがて親身に接してくれた碇シンジに心を開いていく。

後に、本作に置ける最大のキーパーソンとして、重大な役割を果たす事になる。

物語の始まる直前にあったエヴァ零号機の暴走事故により重傷を負っており、序盤は包帯姿で登場している。

特徴

綾波レイの誕生については謎が多く、脚本決定稿では2010年に現れたレイについて「7歳に見えるが5歳」という記述があることから少なくとも2005年に誕生し、人間の1.4倍の速度で成長していることがわかる。このことからファン内では、2004年にエヴァンゲリオン初号機へ取り込まれた碇ユイをサルベージする過程で偶発的に生まれた存在であるとする説が有力である。その魂は第2使徒リリスのものである。

小児期の容姿を見た赤木ナオコが一目でユイを想起したほど似ていることから、肉体はユイのコピー(クローン体)的なものと考えられている。魂は一つしか存在しないがその「イレモノ」である肉体は多数存在するため(魂の宿っていないイレモノは、パイロット無しでエヴァンゲリオンを起動するための「ダミーシステム」のコアとして活用されている)、何らかの原因でレイが死を迎えた場合、魂を新しいイレモノに移し変えることで復活する。ただし、前の肉体で得た記憶はほとんど引き継がれない。

作品中には3人のレイが存在する。1人目のレイはNERVがゲヒルンから改名する以前、赤木ナオコに対してゲンドウの陰口をそのまま本人に伝え、激昂した彼女によって絞殺されている(漫画版ではこの事件とナオコの死の詳細が描かれた)。シンジが初めて出会ったのは2人目のレイであり、23話においてレイが自爆した後に登場したのが3人目となる。

テレビ版最終話で描かれたパラレルワールド、通称「学園エヴァ」では、底抜けに明るく多弁であるという全く異なる性格のキャラとして登場し、ファンに衝撃を与える。そのキャラクターが、林原めぐみが演じた『スレイヤーズ』の主人公・リナ=インバースに似ていたことから、ファンの間では“リナレイ”と呼ばれた。

 

エヴァンゲリオン作品中での位置付け

上司である碇ゲンドウには、大きな信頼を寄せているようである。

また、同じパイロットの碇シンジに対してはヤシマ作戦以降、「碇くん」と呼んでおり、彼に対する心境の変化を示している。

漫画版では最初から「碇くん」と呼んでいたが、代わりにヤシマ作戦以降シンジに対して以前よりも親密な態度を示す描写が加えられており、後には彼女の中でシンジの存在がゲンドウ以上に大きくなっていった事が彼女自身のモノローグで語られている。

また2人目のレイが自爆し、その遺体を目前にしたシンジから「君だけは失いたくなかった」と極端に悲しまれており、シンジとレイの絆が互いにかなり深かった事も分かる。 ちなみに「弐号機パイロット」である惣流・アスカ・ラングレーからは、エヴァンゲリオンを操縦することだけが自分の存在意義であるという、自分と一致する部分を感じるためか、近親憎悪に近い敵意を向けられており、「ファースト」「優等生」もしくは「人形」、「機械人形」と呼ばれる事が多かった。

日常生活においても他者との交流を持たず、極端な感情を示す事が少ない少女だが、庵野秀明監督によれば彼女は「感情が無い」のではなく「感情を知らないだけ」とのこと。

 

名前の由来

苗字の由来は、大日本帝國海軍吹雪型駆逐艦II型一番艦「綾波」から。

名前の由来は『美少女戦士セーラームーン』のセーラーマーズ=火野レイからで、同シリーズに関わった幾原邦彦をスタッフに引き込もうという狙いもあった(この試みは成功しなかった)ようであるとともに「零(れい)」との掛詞でもある。

 

エヴァンゲリオン人物データ(綾波レイ)

生年月日:不明

所属:第3新東京市立第壱中学校2年A組

年齢:14歳

血液型:不明

エヴァンゲリオン零号機パイロット (ファーストチルドレン=最初の被験者)